訪問介護・居宅介護・重度訪問介護はると考える、訪問の仕事と暮らし。
訪問介護のリアルHOUMON NOTE現場の声と、暮らしのノート。
ABOUT HARU / はるについて

きれいごとだけじゃ、
続けられない。
それでも、この仕事が好きです。

訪問介護の良いところも、しんどいところも。玄関の向こうで起きていることを、置き去りにしないブログに。

はるの案内役イラスト
このブログの書き手

はる HARU

都内で訪問介護事業所を経営。福祉の仕事に20年以上関わっています。

現場と経営、両方の視点訪問介護・居宅介護・重度訪問介護
01

マニュアルの、その先にある話を。

はじめまして、はるです。「訪問介護のリアル」に来てくださって、ありがとうございます。

訪問介護の仕事を調べれば、制度や仕事内容の説明はたくさん出てきます。でも、現場で困るのは、それを読んだだけでは答えが出ない場面だったりするんですよね。

「前の人はやってくれた」と言われた。帰ろうとしたら、もう一つ頼まれた。事業所に相談したいけれど、自分がわがままなのかと迷ってしまう。そんな小さな引っかかりが積み重なって、仕事がしんどくなることがあります。

このブログで残したいこと

正しい手順だけでは伝わらない、迷いや本音。その場で何が難しかったのか、どう考えて支援をつないだのか。長くこの仕事に関わってきたからこそ話せることを、惜しまず書いていきたいです。

ただ、刺激の強い話を集めたいわけではありません。利用者さんを笑いものにしたり、家族を悪者にしたりするのも違う。読んだあとに「じゃあ、次はこうしてみよう」と思えるところまで、一緒に考えるブログにしたいと思っています。

02

読み飛ばしても、戻ってきても。
だから、ブログで書いています。

以前、インスタなどではなく、なぜ今ブログで発信しているのか、というお問い合わせをいただいたことがあります。時代に逆らっているように見えるのかもしれません。

私は40代のおじさんです。まずは、インスタよりもブログの方が、自分にはしっくりきた。それが正直な理由の一つです。

それに、自分自身が人のブログを読むのが好きでした。寝る前や、ちょっとした隙間時間に、その人が書いた文章を読む。そんな時間が好きだったんです。

私が10代から20代の頃に親しんだのは、mixiやモバゲー、魔法のiらんどなど。自分のホームページを手軽に作ることも、身近にありました。誰かの日記があって、掲示板があって。私にとって、インターネットには文章を読んで過ごす場所がたくさんありました。

今は動画で伝える方法もありますが、文章には文章の良さがあると思っています。読み飛ばしたいところは飛ばして、気になるところがあったら少し戻る。また先へ進む。自分のペースで、読む場所を選べるんですよね。

最初から最後まで、読まなくても大丈夫。

気になる見出しだけでも、今の自分に必要なところだけでも。あとから「あの話、もう一度読もうかな」と戻ってきてもらえたら、うれしいです。

……とはいえ、一生懸命書いたところを飛ばされるのは、少し悲しい気もしますけどね(笑)。でも、そんな読み方でも全然いい。それもブログの良いところだと思っています。

だから私は、ここで文章を書いています。寝る前や、仕事の合間の少しの時間に。誰かのブログを読むのが好きだった自分のように、気軽に立ち寄ってもらえる場所になればと思っています。

03

「分かる。でも、すぐ動けない。」

ヘルパーの負担を聞いて、何とかしたいと思う。でも、その依頼が利用者さんの生活を本当に支えていて、切った瞬間に暮らしが崩れてしまうこともある。

家族との関係が複雑だったり、計画を変えるために本人・家族・ケアマネジャーとの調整が必要だったり。現場は今、困っているのに、話し合いはすぐには進まない。経営者になって、こうした板挟みの痛みを知りました。

ヘルパーを守りたい。
でも、利用者さんの生活も守りたい。

だからといって「もう少し我慢して」で終わらせていいとは思っていません。すぐにすべてを変えられないときこそ、一人に抱え込ませないことや、事業所が間に入ることが必要だと考えています。

「それは制度上できません」と言えば説明としては終わるかもしれない。でも、急に線引きを変えると支援そのものが壊れることもある。正しいことを、どんな順番で、どう伝えるか。そういう難しさも隠さず書きたいです。

利用者宅の衛生と支援を考えるイラスト
イラストは支援のイメージです。実在の人物・住宅を描いたものではありません。
04

掃除の頑張り方より、支援の組み方だった。

週に1回、2回と訪問してきれいにしても、次に行くと元に戻っている。衛生状態を維持できず、堂々巡りになったことがあります。

そのときはケアマネジャーに相談して訪問回数を増やしました。さらに、ヘルパーが主体で掃除をする支援から、本人もできるところの掃除や片づけに関わる支援へ、ケアプランを見直してもらいました。そこから状態が大きく変わりました。

ヘルパーがひたすら頑張れば解決する、という話ではなかったんです。「入りたくない」となるまで我慢させてしまえば、支援を続けること自体が難しくなる。一人に抱え込ませず、複数のヘルパーが入れるようにも配慮しました。

僕の経験として、伝えたいこと

困っているヘルパーの気持ちを受け止めることと、利用者さんの暮らしを整えること。どちらも、支援の組み方を考えるところから始まるのだと思います。

この経験を、記事でもう少し詳しく読む →

これは個別の支援経験です。同じ変更をすべてのケースで行えるという意味ではありません。制度上の整理と判断の留意点は、リンク先の記事で説明しています。

05

「相談してよかった」に、救われる。

この仕事を続けてよかったと思うのは、大きな出来事ばかりではありません。

ヘルパーが「相談してよかった」と言ってくれたとき。利用者さんが「あなたのところでよかった」と話してくれたとき。辞めずに続けられた理由に、事業所の支えを挙げてくれたとき。そういう言葉を聞くと、悩んだ時間も無駄ではなかったと思えます。

優しさが「負担」ではなく、
「力」として活きるように。

誰かの優しさを当てにして、無理を重ねる支援にはしたくありません。支援が整って、利用者さんの生活が安定し、ヘルパーも働き続けられる。そのために事業所ができることを考えていきたいです。

現場のしんどさも、制度の重さも、全部ひっくるめて。それでも人の生活が守られる瞬間があるから、僕はこの仕事を続けています。

06

読む人との、約束。

体験を、作らない。

僕の経験、制度上の事実、説明のための例を分けて書きます。経験していないことを体験談にはしません。

出典を、確かめる。

制度の説明は公的な資料を確認します。地域や個別の支援で判断が異なるところも伝えます。

人の暮らしを、守る。

本人やご家族、働く人が特定される情報を避け、誰かを責めるための発信にはしません。

広告は、分かるように。

広告を掲載する場合は明示します。購入や登録をしなくても役立つ内容を大切にします。

ブログを続けるために、収益も上げていきたいと思っています。そのために読者の不安をあおったり、使っていないものを「愛用しています」と書いたりはしません。合う人・合わない人も含めて、選ぶ材料を届けます。

案内役や記事のイラストは、内容を伝えるためのイメージです。僕本人や実際の利用者さんの姿ではありません。

あなたに近い入口から

働く人も、これからの人も。
利用する人と、その家族も。

立場が違えば、気になることも違うはず。自分のことに近い記事から、気軽に読んでもらえたらうれしいです。

知りたいことから、読む →利用者さん・ご家族の入口へ
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